第11回SWO研究会

日時:

11月21日(月) 10:40~17:20

会場:

NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (京都府相楽郡精華町 0774-95-5248)

アクセス地図

参加費:

無料(事前登録などは不要です.当日,直接会場までお越しください)

プログラム

□10:40-10:45 開会挨拶

■10:45-11:10 (SIG-SWO-A502-01)

Context間の関連性に着目した民俗学のためのOntology構築

○木下慶子 稲積泰宏 木下宏揚 森住哲也

神奈川大学工学部

現在、神奈川大学21世紀COEプログラム「人類文化研究のための非文字資料の体系化」では,民俗学研究資料を電子化し,情報発信する事を目指している.本稿では,民俗学特有のContextに焦点をあて,Context間にるリンクし た関連性を測る事によって,民俗学分野に特化したOntologyの有用性について論じる.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (160KB) (2005.11.17 18:25公開)

■11:10-11:25 (SIG-SWO-A502-02)

ローマ法の現代的慣用時代の法学学位論文における師弟関係と主題のメタデータ

○津野義堂 

中央大学法学部

17・18世紀ドイツの大学法学部文献のデータベースからオントロジーとトピックマップを作る意向

(2005.11.08 01:00公開)

■11:25-12:00 (SIG-SWO-A502-03)

A Consideration of Real-World Semantics for Various Utilization of Environment(2)

○Takashi Hattori, Kaoru Hiramatsu, Takeshi Okadome, Yutaka Yanagisawa, and Tatsumi Yamada

NTT コミュニケーション科学基礎研究所

The pervasive association project aims to knowledge process the information about the real world. To achieve this goal, bridging of the human knowledge and the sensor data btained from the real world plays a key role. To tackle this task, we propose a real world event labelling method based on primitive elements of events. In this paper, we focus on selection of the primitive elements based on the notion of motion study and function analysis. By describing concepts that form the human knowledge as a combinations and sequences of primitive elements, the existing knowledge is extended for the correspondence to sensor data.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (598KB) (2005.11.17 10:10公開)

□12:00~13:15 休憩

■13:15-13:50 (SIG-SWO-A502-04)

システム開発プロセスにおけるオントロジー利用の検討

○吉田 寛 堀内信吾 井上正輝 井上貴司 杉本悟 山村哲哉

NTTアクセスサービスシステム研究所

システム開発における知識をオントロジーとして事前に構築しておき、新たなシステムを開発する際に、システムの要件から類似した機能をオントロジーを用いて検索し、システム要件とその機能との整合性を確認して再利用することで、システム開発の効率化と品質の向上を可能とする手法を提案する。また、提案手法を実装したツールのプロトタイプについても紹介する。

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (435KB) (2005.11.16 20:30公開/2005.11.17 14:00更新)

■13:50-14:15 (SIG-SWO-A502-05)

オブジェクト抽出のためのオントロジー構成法の提案

○河井 渉 大山 勝徳 武内 惇 藤本 洋

日本大学大学院工学研究科

要求仕様からのオブジェクト抽出作業を分解・統合という段階に分けて進める方法の研究を行っている.これまでの分解・統合では品質特性が十分に考慮されていなかった.本発表では、要求機能や機能要素を表現するためのオントロジーを品質特性に基づいて考慮できる方法(メタオントロジー)を提案する.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (415KB) (2005.11.16 20:30公開/2005.11.18 8:10更新)

□14:15~14:30 休憩

★14:30-15:30 【招待講演】

ユビキタス・コンピューティング環境での日常行動・状況に関する知識の構築

小暮 潔

(株)国際電気通信基礎技術研究所

□15:30~15:45 休憩

■15:45-16:00 (SIG-SWO-A502-06)

コラボレーション環境におけるメタデータ共有システムの開発

○岩部 正明(1),石田 亨(1),吉野 孝(2),中塚 康介(1)

(1) 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻

(2) 和歌山大学システム工学部デザイン情報学科

共同作業を行う際には,共有コンテンツに対する各メンバの解釈の違いを理解することが重要である.コンテンツの解釈はコンテンツ分類に表れる.このため,各メンバがコンテンツ分類を表すメタデータを用いて各自のコンテンツに関するオントロジーを構築し,オントロジーマッピングによりメタデータ間の対応関係を求めれば,上記の目標を達することができる.本研究では,共有コンテンツに対して各メンバが個別に行う分類の類似性のみに着目したマッピングが,コンテンツに対する各メンバの解釈の違いを見出すために有効であることを示す.そして,各自のコンテンツ分類を表すメタデータを共有し,本研究で提案するマッピング手法によりメンバ間の解釈の違いを見出すシステムを開発する.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (251KB) (2005.11.16 20:30公開)

■16:00-16:25 (SIG-SWO-A502-07)

オントロジーエディタDODDLEファミリーの開発と利用

○ 森田 武史(1),山口 高平(2)

(1) 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科

(2) 慶應義塾大学 理工学部

オントロジーエディタDODDLEファミリー(DODDLE-OWLおよび日本語DODDLE) の開発について述べる.また,日本語DODDLEを利用したロケット運用オン トロジー構築および分析クラス図作成支援について述べる.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (432KB) (2005.11.19 08:45公開)

■16:25-16:50 (SIG-SWO-A502-08)

RDFデータを対象としたグラフ検索におけるクエリ生成方式の検討

○飯塚 京士 佐藤 宏之 イコ プラムディオノ 村山 隆彦

NTT情報流通プラットフォーム研究所

グラフモデルでデータ構造を表現するRDFを用いると、異なるスキーマのデータ群をマージして、複雑なリソース間の関係を1つのデータセットとして扱うことができる。

本研究では、複数のデータをマージして構成したRDFデータセットから頻出部分グラフパターンを抽出し、RDFデータを対象としたグラフ検索のためのクエリを自動生成する手法を提案する。

この手法を異なるスキーマの4種類のオフィスデータに適用した。この結果、スキーマを横断した関係構造を示す頻出部分グラフパターンを抽出でき、それに基づいて類似する人や比較対象となる技術を検索できることを確認した。

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (392KB) (2005.11.16 22:20公開/2005.11.17 18:50更新)

■16:50-17:15 (SIG-SWO-A502-09)

部分順序プラナによるセマンティックWebサービス合成

小出 誠二

株式会社ギャラクシーエクスプレス

ウェブサービスの合成問題は,一種の計画問題と考えられているが,実際にはウェブサービス合成用プラナはこれまでのプラナとは似て非なるものである. 本報告では,OWL論理を理解しOWLの型計算に基づく単一化を行う,ウェブサービス合成用部分順序プラナについて述べる.

(2005.11.08 01:00公開)

原稿: (298KB) (2005.11.16 21:10公開)

□17:15-17:20 閉会挨拶