第54回SWO研究会
プログラム
概要
■テーマ:「ナレッジグラフ及びオントロジーのドメイン応用」および一般
■日時:2021年8月4日(水) 10:00〜16:15
■会場:オンライン(参加方法をご連絡するため必ず参加登録をお願いします)
■参加費:無料
■開催趣旨
知識表現のコンテンツとなるデータを提供するドメインと,本研究会の対象とするセマンティックウェブとオントロジー技術は密接な関係にあります.今回は,
特集テーマとして「ナレッジグラフおよびオントロジーのドメイン応用」を設定し,様々な分野でのナレッジグラフ,オントロジー構築およびその応用に携わる方から,特定のドメインでデータをお持ちの方からのセマンティックウェブとオントロジー技術に対するニーズまでを幅広く募集し,交流の場を提供することを目指し,2件の招待講演を企画します.また,セマンティックウェブとオントロジー一般の発表も通常通り募集します.
また, 昨年開催された国際会議ISWC2020の本会議で採択された全論文を,可能な限り参加者で分担してアブストラクト,序論レベルでサーベイを行うセッションを,ナレッジグラフ若手の会との合同で企画しております.
■スケジュール
□8月4日(水)
10:00-12:00 ISWC2020サーベイ報告
12:00-13:00 休憩
13:00-13:10 オープニング
13:10-14:40 招待講演
14:40-14:50 休憩
14:50-15:50 一般セッション
15:50-16:05 推論チャレンジ,LODチャレンジ告知
16:05-16:15 クロージング
※全体の進行に合わせ,若干前後することがありますのでご留意ください.
発表資料ダウンロード
下記のプログラムよりダウンロードをお願いします。後日J-STAGEに掲載します。
プログラム
□8月4日(水)
10:00-12:00 ISWC2020サーベイ報告
12:00-13:00 休憩
13:00-13:10 オープニング
オンライン開催のためのインストラクションを含みます.
13:10-14:40 招待講演 (90分)
うつ病や不安症に対する認知行動療法の知識構造化の試み
伊藤正哉
国立精神・神経医療研究センター
概要:うつ病や不安症等の精神疾患は日本で最も患者数の多い疾患の一種であり、対面でマンツーマンで実施する認知行動療法が第一治療選択の一つとして推奨されている。一方で、認知行動療法のなかで、セラピストやクライエント(患者)がどのように変容を成し遂げていくのか、そのプロセスは極めて曖昧な形でしか記述されていない。認知行動療法におけるプロセスを計算機と人間が理解を共有することで、セラピスト訓練の効率化や支援システムを構築し、人工知能がセラピーを提供できるような構想について紹介する。
介護現場における知識の創造と変容を支えるデータ利活用基盤
石川翔吾
静岡大学
概要:根拠に基づく介護の推進が図られているが,データ化の対象,その質や効率性,そして有用性・有効性の検証といった課題があり,実現するためには学際的なアプローチが必要である.本発表では,知識構造化の途上である介護現場の事例を例題に,データ化及び,ナレッジグラフに基づくデータ利活用の取り組みや今後の発展可能性について紹介する.
ディスカッション
14:40-14:50 休憩
14:50-15:05 SIG-SWO-054-01
マルチラベル分類を用いたDBpediaの意味リンク統合手法の検討 (15分)
上原良太(1), 當間愛晃(2)
(1)琉球大学博士前期課程 理工学研究科情報工学専攻, (2)琉球大学工学部准教授
15:05-15:20 SIG-SWO-054-02
食品オントロジーの製作 (15分)
樋口千洋(1), 櫛田達矢(2), 八塚茂(3), 畠中秀樹(4), 長尾知生子(5), 荒木通啓(1), 水口賢司(1,5)
(1)国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所, (2)国立研究開発法人 理化学研究所, (3)バイオサイエンスデータベースセンター, (4)ライフサイエンス統合データベースセンター, (5)大阪大学
15:20-15:35 SIG-SWO-054-03
セマンティックオーサリングに基づく議論の構造化とファシリテーション手法の検討 (15分)
白松俊, 小野地光弘, 末永彩羽
名古屋工業大学
15:35-15:50 【発表キャンセル】SIG-SWO-054-04
さまざまな来歴の記述方法 (15分)
亀田尭宙
国立歴史民俗博物館
15:50-16:05 推論チャレンジ,LODチャレンジ告知
16:05-16:15 クロージング
お問い合わせ
SWO研究会幹事ML(主査、主幹事、幹事へ送られます)
sigswo-kanji <at> ai-gakkai.or.jp (<at>を@に変更してください)