第8回SWO研究会
日 時:
2004年11月6日(土) 15:15~17:45
人工知能学会先進学習科学と工学(ALST)研究会(9:30~15:00)との連続開催です.
第42回先進学習科学と工学(ALST)研究会のプログラムはこちらを参照ください
場 所:
広島県情報プラザ(財)ひろしま産業振興機構 地図
参加費等:
どなたでも無料で参加できます.事前申し込みなども不要ですので,直接会場へお越しください.
研究会資料:
冊子は作成いたしません。研究会の1週間前に本ページにPDFファイルを掲載する予定ですので,参加される方はご自分で印刷してお持ちよりください.
【懇親会のご案内】
研究会後,ALST主催で18:30から懇親会(会費5,000円)を予定しておりますので,ぜひご参加ください.参加を希望される方は,10/28までにALST研究会担当幹事 柏原先生(kasihara@ice.uec.ac.jp)までご連絡ください。なお,参加人数には限りがございますので,お早めにお申し込みをいただければ幸いです.
【広島県情報プラザのレストラン臨時休業について】
研究会当日,会場内のレストランが臨時に休業するとの連絡がございました.また,会場周辺には食堂等が少ないそうです.昼休みの時間は少し長め(90分)に取っておりますが,お弁当をお買い求めになるなど,個々にご対応いただけれ
ば幸いです.ご不便をおかけいたしますが,宜しくお願い致します.
プログラム:
■15:15-15:40 (SIG-SWO-A403-01)
語の共起情報を用いたWeb上からの個人メタデータ抽出
○森純一郎*1,松尾豊*2,石塚満*1
(1.東京大学情報理工学系研究科,2.産業技術総合研究所情報技術部門)
本研究では,語の共起情報を用いたWeb上からの個人メタデータ抽出を提案する.あわせてセマンティックアノテーションおよびソーシャルネットワークへの提案手法の応用も議論する.
原稿: (380KB)
■15:40-16:05 (SIG-SWO-A403-02)
環境の多様な利用のための実世界セマンティクスに関する考察
○服部正嗣,平松薫,柳沢豊,山田辰美,岡留剛,佐藤哲司
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
本研究では,部屋中のありとあらゆるモノに各種センサを有するRFIDタグが貼付された状況を想定する.これらのタグから得られるセンサ情報を,動的にその部屋に関するオントロジの制約を満たすようにオントロジ上の概念に対応付けることにより,モノに関するセンサ情報を言語シンボル化(概念化)する手法を提案する.環境情報を言語シンボルの集合として記述することで,ユビキタスコンピューティング環境における支援システムの設計支援および再利用支援の効果が期待される.
原稿: (184KB)
■16:05-16:30 (SIG-SWO-A403-03)
ナレッジ階層に基づく概念化による思考過程支援の構想
○大山勝徳*1,武内惇*2,藤本洋*2
(1.日本大学大学院工学研究科情報工学専攻,2.日本大学工学部情報工学科)
思考過程支援を定式化するための概念処理モデルを構築している.本発表では,文章で記述された内容を概念化し,オントロジー表現する方法を提案する.ナレッジ階層に基づく概念化は,階層ごとに文章構造を概念として構築するルールを持つ.次にオブジェクト指向分析の事例を通して,思考過程を伝達する役割を持つオントロジーについて考察する.
原稿: (163KB)
※11/5 22:15頃に原稿を差し替えました.それ以前にダウンロードされた方はお手数ですが再度ダウンロード御願いします.ファイル名が"SIG-SWO-A403-03.pdf"から"SIG-SWO-A403-03+.pdf"に変更されています.
■16:30-16:55 (SIG-SWO-A403-04)
Realization of seamless knowledge: connecting distributed RDF and Topic Maps
○Lars Marius Garshol, 内藤求
(Ontopia AS, 株式会社ナレッジ・シナジー)
We attempt to make RDF and topic maps interoperate.
We make use of the following:
- RDF to topic maps mapping,
- Published Subjects for identifying subjects (resources), and
- RDF and topic map content spread out on the web.
By connecting them semantically, we try to enable it to utilize more effectively rather than using individually.
原稿: (38KB)
■16:55-17:20 (SIG-SWO-A403-05)
コンテクストの再利用に関する考察
○中村竜也,山田大輔,中尾太郎
(株式会社NTTデータ技術開発本部)
検討を進めているアプリケーション主導に基づくコンテクストの構造化では,コンテクストも構造化された情報としてコンテンツとみなせるため,コンテクストを用いてコンテクストを定義する方式を提案している.この構造化方式では,コンテンツとコンテクストの境界が明確ではないという指摘を受けている.本稿では,コンテクストの再利用を前提としたコンテクストアウェアフレームワークにおけるコンテクスト適用対象となるコンテンツとコンテクストを再定義する.
原稿: (852KB)
■17:20-17:55 (SIG-SWO-A403-06)
柔軟なシステム連携を実現するためのインタフェースマッピングの提案と検証
○中辻真,三好優,木村辰幸
(NTTネットワークサービスシステム研究所)
eビジネスの普及に伴い,企業活動はネットワーク上の多様なシステム上で働くソフトウェアの分散協調に基づいて実行される事が多くなっている.しかし,現在のシステム設計では,複数システム間のメッセージや業務の実行手順を示すAPLプロセスが,各業務部門ごとに個別最適で設計されているため,システム連携におけるIF整合に関する種々の問題が生じる事が指摘されている.そこで,本研究では,オントロジ言語OWLを用いIFの意味情報を知識ベースとして構築し,複数知識ベース間の半自動マッピングによりIFを生成する事で,迅速にシステム連携を実現する手法を提案する.そして,提案手法の有効性確認のため,実際のNW管理システムに提案手法を適用し,知識ベース構築を行う.また,プロセスの再利用を特徴とするサービス指向アーキテクチャを適用し,システムを構成するAPLプロセスを動的に自システムへ組み込み再利用するプロセスマッピングについても提案を行う
原稿: (711KB)