第1回SWO研究会

日 時:

2002年11月6日(水) 10:30-17:00

場 所:

産業技術総合研究所 臨海副都心センター 4階第一会議室

(地図: http://www.carc.aist.go.jp/carc/j/map.html)

参加費:

どなたでも無料で参加できます.

プログラム:

(発表原稿につきましては研究会資料のページから一括でダウンロードしていただくこともできます.)

10:30-10:45 [研究会設立趣旨・活動指針の説明]

溝口 理一郎 (大阪大学産業科学研究所)

原稿: (225KB)

10:45-12:00 [チュートリアル講演]

セマンティックウェブの基礎

神崎 正英(ゼノン・リミテッド・パートナーズ,法政大学)

原稿: (50KB)

13:00-15:00 [招待講演](急遽パネルになりました)

OWLはオントロジーの課題を本当に解決するのか?

山口 高平(静岡大学)

原稿: (907KB) 

Semantic Webとオントロジーの課題

武田 英明(国立情報学研究所)

原稿: (110KB)

セマンティックWeb が次世代Webとなるために

和泉 憲明(産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター) 

原稿: (1557KB)

和泉氏によるまとめ

原稿: (85KB)

15:20-17:00 [一般発表]

15:20-15:55 

Webシラバス統合のためのレコード解析

伊東 栄典,山田 信太郎,廣川 佐千男(九大情報基盤センター)

概要:

Webで公開されたシラバスデータの収集と統合のための研究を行なっている.シラバスには科目名,担当者,講義目標,教科書などの項目が共通に含まれる.しかしその表現は,大学,学部,学科ごとに異なっている.これらを統合するには,個別のシラバス・データをレコードと捉え,どのフィールドがどの項目に対応するかを識別する必要がある.シラバスデータの半構造性に着目し,まず,大学,学部,学科ごとに共通テンプレートを抽出し,次にテンプレートのインスタンスにおける各フィールド内容の出現頻度に基づき,フィールドの属性推定を行なう方式を提案する.

原稿: (161KB)

15:55-16:10

人間行動と空間情報のセマンティクスの構築にむけて

渋谷 和彦(産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター)

概要:

空間情報に基づくユーザ支援と情報技術,行動計量手法の活用は,多くの可能性を有していると考えられるこの論稿では,ユーザへの情報支援を行なうためのシステムの紹介と,背景にある問題領域を織り交ぜながら論じる特にインドア環境におけるユーザの行動動態の情報取得と,適切な誘導を含む情報支援は,人間行動と空間情報の適切なセマンティクスによって可能性が開けることを示す

原稿: (191KB)

16:10-16:45

トピックマップとPublished Subject

内藤 求(シナジー・インキュベート)

概要:

トピックマップは,情報リソースが持つ主題(概念)と主題間の関係を,情報リソースとは独立にモデル化(reify:具体化)し,主題に関連する情報リソースに対しては,リンクを張ることにより関係を明示する手法である.一方,Published Subjectは,共通に使用できると思われる主題(トピック)を定義し,Web上で永続的に公開していこうというもので,それにより,知識の共有/交換を容易にしようとするものであるトピックマップとPublished Subjectによる,Ontologyの表現,操作を考察する.

原稿: (169KB) 

16:45-17:00

時空間構造に基づくWeb検索の拡張

平松 薫, 赤埴 淳一, 佐藤 哲司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

概要:

地理的な関係性および時間的な属性に基づいてインターネット上のWeb情報を構造化し,その時空間構造に対する条件によって Web検索を拡張する手法を提案する.

原稿: (249KB)